家庭医のクリニックづくりと、そのネットワークを支援しています

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コラム
 
社会的処方を ぜひご一緒に!まちのおばちゃん(私)の願い
南医療生活協同組合
常務理事 杉浦直美 氏

 そこに行けばだれかがいる。そこに行けば何かが食べられる。そこに行けばどこかに繋いでもらえる。
そんなところが歩いていけるところにひとつあると良いよね! 地域の人たちがみんなで作る「おたがいさまの家」。南医療生活協同組合のすすめる 「おたがいさま運動」のひとつの柱です。

 自分たちで空き家を見つけて 自分たちで改修もしちゃいます。みんなのワイワイガヤガヤ に誘われて近所の人が声をかけてきます。
「あんたらなにやっとるの?」「誰でも来れて、安心して誰かに 繋がれる場所【おたがいさまの家】作っとるんだわ~ でもお金がないで、あんたの家に要らんもの無いかぃ?」「そんならうちに使っとらん椅子あるで持ってこようか。」みんなの物も力も気持ちも集まってきます。 空き家の床が朽ちて、抜け落ちそう!? 誰かが、近所の大工の子(若者)に声かけて、床の張替えも頼んじゃう。自分だけのためじゃない。自分たちのまちのためだから。休みのときにぼちぼちでええでね。お礼はおばちゃんたちの作る愛情たっぷりの美味しいご飯。若者のおなかも大満足(笑)壁のペンキを塗り替えるひと。庭の大きな石を撤去して捨てる場所を市役所に聞きに行く人もあれば 軽トラックを持ち込んで捨てに行くおじさんも。
 いろんな人が集まってきて、いろんな知恵や力を出し合えます。人が集まれば集まるほど、ややこしいこともうまれるけど、家が出来上がったときはそれを乗り越えた分だけ、嬉しさ一杯!俺らまだまだ行けるぜ!自信もついちゃいます。 資金も自分たちでもちろん調達します。

 こんなまちに住みたいよね!を自分たちで作る醍醐味を一緒に味わい、ここでどなたでも集えることで、また緩やかなネットワークが繋がります。「おたがいさま運動」のもう一つの柱。「おたがいさまシート」もちょいとご紹介しちゃいますね。今年の夏も暑かったですよね。 高齢者のお一人暮らしのお宅を訪問介護さんが訪れると、部屋の中がめちゃくちゃアツくてムンムンモアモア?なのでびっくり!なんとエアコンの冷房つけたつもりが暖房ついとるではないの?!「これは他の高齢のお宅ももしかしたら?」と心配になった。「ちゃんと冷房つけとるかな?高齢者のお宅を訪問してもらえませんか?」の「おたがいさまシート」を出しました。 これを「よっしゃ任せとけ!」と無理のない範囲でだけど引き受けるまちのひとたち。熱中症予防を呼びかけながら高齢者のお宅を訪問。専門家とまちのひとたちがタッグを組んだ、ほんのひとつのおたがいさまのまちづくりの事例です。こうしたまちのひとたちのネットワークと 医療・介護の専門家がつながることで、専門家だけでは難しいかも…のところまで 一人ひとりのその人らしい暮らしを支えることが可能になります。

 南医療生活協同組合は まちのひとたちがお金を出し合って医療福祉の事業所を作り経営し、さらに医療・介護の専門家と一緒に安心安全なまちづくりを進めています。行政区などで決められたコミュニティだけではなくて、気の合うひと同士が南医療生活協同組合を通して、自ら小さなコミュニティ(班)を作り、緩くそれぞれが繋がり、医療介護の強みを活かしてまちづくりをしていくのはとっても大きい魅力だと考えます。既成の枠を決めずにどんな人でも、役割を持つことのできるコミュニティをつくる。まちのひとたちがおたがいさまで支え合いながら、一人ひとりの幸せを目指してこれからも前に進んで行きます。

 地域住民とともに医療・介護の品質を作ってみたい専門家の方や、専門家と一緒にまちづくりをしたい方。お仲間(組合員になっていただけるのは、愛知県在住・在勤の方に限りますが)絶賛大募集中です!良かったら杉浦までご連絡くださいませ。

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